体重が乗る位置でふくらはぎが・・・

こんにちは!

美脚研究家の池間です。


普段、意識せずに立った時、

体重が乗る位置は足の

どのあたりでしょうか?


ふくらはぎ(腓腹筋やヒラメ筋)が

発達している人は、親ゆび側の爪先に

体重が乗っていることが多いかと思います。


この体重の乗せ方だとどうしても

つま先立ちのような形になります。

つま先立ちは、ふくらはぎを常に使うので

腓腹筋やヒラメ筋が発達してきます。


反り腰(骨盤前傾)の人は特に、

前体重になる傾向があります。

他にも陸上やバドミントンなど

瞬発力を要するスポーツをしていたり、

ハイヒールを常に履いていても

ふくらはぎが発達してきやすいです。


原因は親指つま先の方に体重をかけた状態が

ずっと続いているから。

ふくらはぎの筋肉を収縮したままの時間が長いと

ふくらはぎの筋肉とそれを覆う筋膜が癒着して

固まってしまいます。

(※筋膜についてはまた別の記事で)


ふくらはぎに力を入れていないのに、

硬いままであれば要注意です。


揉んでも、また元の硬さに戻ってしまいます。


これは、筋肉と筋膜が癒着してしまっている

ことや、これら筋組織は主にタンパク質の

コラーゲン繊維から成っていることが関係し

ていると思われます。

(※これに関してもまた別記事で)


簡単に結論を言うと

ふくらはぎが力を入れていない状態でも

硬いままであれば、

まず、脚のねじれを治して筋肉と筋膜の癒着を

解くこと。

そして、コラーゲン繊維が劣化し、筋肉の塊が

なくなってくるのは、年齢に関係してくる部分も

ありますが6年以上はかかるようです。


なので、自分でできることは

まず、脚の筋膜のネジレをほどきましょう!

ということです。


それは立ち姿勢や歩き方で改善できます。

始めにまず、骨盤。

これで股関節が整います。

これは、以下の記事をご参照ください。

そして、体重を乗せる位置です。

こちら。


足の甲の内側のボコっと一番出ている

骨の上あたりに体重を乗せてみましょう。

この骨を内側楔状骨といいます。

ここは足裏アーチのほぼ重心点です。


しっかりと安定した姿勢をとるために

必要な、足裏アーチを形成することが

できるからです。

足裏アーチが崩れてくると、足首や

膝下のカタチも歪んできます。

内側楔状骨の下は

この足裏の縦アーチを形成する

膝下の筋肉である

長腓骨筋、前脛骨筋の交わるポイント

でもあります。

この2つの筋肉が歩くときに使われてないと

ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)ばかりが

頑張っている状態のため、肥大化してきます。

また、足指も思い通りに動かなくなります。

足指じゃんけんができません。

それはふくらはぎの腓腹筋やヒラメ筋は

足指の筋肉とは繋がっていないからです。


書き出すとキリがありませんが

全部繋がっています。

筋肉は連動しています。

足指に関してもまた書きます。


ここで言いたいことは、

足裏の重心の位置が違うと

足裏アーチが崩れ、膝下の歪みに影響する

ということです。


まとめます。

・爪先の方に体重を乗せるとふくらはぎが太くなる。

・重心の位置がずれると足裏アーチが崩れてくる。

・足裏アーチが崩れると足首⇒膝下(ふくらはぎ)

 に影響してO脚やX脚に。

・膝下がねじれるとふくらはぎやスネの筋肉が硬く

 動かなくなる。


 そうならないためには・・・

・足裏アーチを崩さないポイントに重心を置く。

・内側楔状骨の上あたりで体重を乗せるよう立つと

 足裏アーチが整う。


以上、長くなりました(*_*)

お読み頂き、ありがとうございました。


little-wing-miyakojima

沖縄県宮古島市でサロンを経営しているlittle wingです。「美脚になる」ことを目的に、歩きながらカラダの矯正をするウォーキングを実践しております。”きれいな形で歩く”ウォーキングではなく、カラダのくせを改善し、まっすぐなラインとスリムな脚を手に入れるウォーキング法です。トレーニングや食事制限などは必要ありません。必要なのは、自分のクセを知り改善する意識です。一緒に「美脚」を手に入れませんか?

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